| 平成19年千葉県講師会 富士登山 | |
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平成19年7月9日(月)〜10日(火) 和田です。先日のニューヘアー研修ご苦労様でした。遅くなりましたが、講師会で募集した、富士登山の実施報告です。 記事 「一生一度は富士登山ツアー日記」 フォトはこちらから 去る7月9日・10日に、かねてより講師会員の方々に参加を呼びかけて来た 「富士登山バスツアー」が実施されました。 今回のツアーは組合・船橋市部青年部の方達と合同で企画され、最終参加者は 船橋市部青年部から3名、現及びOB講師会員より5名とその家族1名の計9名で はとバスの富士登山ツアーに参加して来ました。 今年の富士山は残雪が多く、山開きも1週間ほど遅れツアー自体の実施も危ぶまれま したがなんとか出発の前々日に山開きとなり、ツアーも予定通り実施となりました。 9日の午前7時40分に新宿バスターミナルを出発、午前11時過ぎに富士5合目、 登山道吉田口に到着、ここで下界の服装から登山用に着替えたり、各自昼食を取った りと 約1時間の登山準備をし(先ずは2300メートルの標高に体を慣らす)午後12時 30分ごろ やや小雨の混じる中、今日の仮眠休憩予定の8合目・太子館(標高3100m)を目 指し出発 6合目(2390m)までは参加者全員、鼻歌交じりのハイキング気分、ここでトイ レ(有料100円)休憩と はとバスの添乗員さんと登山ガイドさんから、これから先の登山の諸注意や予 定を聞かされ あらためて7合目へ向け再出発、つづら折れの整備された登山道ではありますが、あ る程度の 勾配と砂利道で、歩幅どおりに進まない足場の悪い道のため、体力を使う割には 高度の 稼げない所そして仕上げは急勾配の岩場でした。何度かの休憩を取りながらやっと1 時間半ほどかけて 7合目 (2700m)に到着。6合目とは打って変わった富士登山らしい様相に口数もかな り減って来ています。 登山道の横の残雪もかなり多くなり気温もだいぶ下がってきました。一息入れた後、 いざ、今日の目的地 8合目へ(3100m)。見上げれば先ほどまでの雨も完全に上がり、あたりの視界 も良くなり目指す山小屋 もすぐ目の前(正確には目の上)に見えてきました。しかしここからが本当の富士登 山、時折手を使わなければ ならないような岩場や急勾配の連続、加えて徐々に薄くなるのを感じる空気。気持ち とは裏腹に動かない体。 すぐそこに見えている山小屋に歩けど歩けど着きません。うーん、まだなのか。と 思ったその時に、 「もう少しです」のガイドさんの声。それに励まされ、山小屋への最後の石段を登り 終えやっと8合目に到着。 振り返ると今まで登ってきた岩場や登山道がきれいに見えるほど天気になって いました。 私達9名を含めはとバスツアー全員が(総勢41名)山小屋前に到着後小屋の方に案 内され、今日の 仮眠休憩をとる部屋に案内されやっとホッとして時計を見たら、午後5時を回ってい ました。およそ 5合目を出発してから4時間30分の行程でした。夕食は1階の食堂でとるのですが 狭いので 山小屋に着いた順に40名ぐらいずつになり、私達のツアーはちょうど3組目で 6時からの 夕食となりました。カレーライスのプレートと鯖の味噌に、ほか数品のおかずがつき まし た。質素な夕食では ありますが、やはり良く言われるように「山でのご飯はおいしい」ものでした。ただ 参加者の中にはすでに 高山病と日頃、経験したことの無い極度の疲労から食事が喉を通らない人もいまし た。 30分ほどの食事の後、添乗員さんからこれからの予定の説明がありました。これか ら約5時間の 仮眠を含む自由時間の後、午前0時に各自登山準備を済ませ山小屋玄関前に集合との こと。 その時点の天候によって登頂可能か否かを決定。可能であればそのまま日の出にあわ せ およそ4時間30分の予定で夜間登山開始とのことでした。また、出発までの時間そ の後の登山を考え 十分睡眠及び体を休ませるようにとの注意がありました。 2日目(7月10日午前0時) 予定通り玄関前に集合。この時点で高山病等で登頂に不安のある人はリタイヤを申し 出るようにとのことで 残念ながら今回講師会よりお子さんと参加した掛巣講師がお子さんの体調が芳しくな く登頂を断念しました。 夜明けまで小屋に残り明るくなってから下山するとのこと。その他一般ツアー参加者 の一人が登頂を断念。 残る38名でいよいよ頂上に向けて漆黒の闇の中、再登山となりました。たった1時 間ほど前までは 星も出ていた天気でしたが、今は雨が降り始め風も出てきました。全員雨具着用でガ イドさんからの 「もし、天候がさらに悪化したら安全を考え登頂断念もありえます。これから先はこ こ8合目までの2倍くらい きつく、高度も上がるので気象条件も厳しくなる」との説明があり、私を含め富士登 山初参加者は一瞬 「やっぱり止めておいた方が良かったかな」との思いが過ったのではないでしょうか ?でももう後の祭、 ガイドさんを先頭にツアー一行38名は頭にヘッドライトをつけ足元を照らしながら 歩き出していました。 さーっ、これからが本番と先ほどの後悔の思いを振り払い、足場の悪い岩場を「岩場 はきつい分高度が 稼げるはず」と、自分に言い聞かせ日頃の運動不足を後悔しながら1歩1歩ただひた すら登っていました。 他の人達ももう無駄口をたたく人などいません。時折ガイドさんから休憩の合図と高 山での呼吸法の指導が あり、常にそれを実践しつつ、呼吸を乱さないように無理をしない範囲でゆっくり 黙々と皆登って行きます。 しかし行けども行けども8合目を脱出出来ません。やっとのおもいで着いたのが本8 合目トモエ館。この先に 8合五勺があるという。一体どうなってるのかとの思いで風雨の中を又歩き出す。こ こまでは高山病 らしい兆候は出ていなかったものの、さすがにやや息苦しさを感じ始めてきましたの でこれ以上本格的な 症状を出さないようにガイドさんの呼吸法をさらに慎重に行いながらスロースローで 登りました。 ようやく9合目の鳥居が見えてきました。ここで3600mのはず。あと100m 少々、ついに頂上が見えてきました。 でも油断は禁物。ここであせってしまうと呼吸を必要以上に乱し高山病を誘発しかね ません。さらに1歩づつ 確かめるように登りました。また、話には聞いていましたがこの辺にくると、登山者 のほとんどがご来光目当てで 登頂時間が重なる為、頂上直下は大渋滞、まさに初詣状態です。直ぐそこに見えてい た頂上まで30分ほどかかり やっとたどり着きました。なんとか時間的にはご来光に間に合ったようですが、頂上 も雨と霧の中。全く何も見えません。 折角苦労してたどり着いた頂上ですが、「何も見えませんのでもう下山しましょう」 のガイドさんの声。下山道にトイレが 無いとのことで。またまた有料のトイレを使い、皆で記念写真を1枚撮っただけで1 0分居たかどうかで頂上を後にしました。 手をつきながら登って来たところを降りるというのは結構大変なもので、しかも雨で 滑ります。細心の注意を払いながら 下ります。よく「登山は下りが大変だ」と言うように、徐々に足、特に膝に負担が来 ます。やっと岩場を抜け一見歩き易そうな 火山灰のやや整備された道に出ました。しかしここからが下山地獄の始まり。足を小 砂利に取られながらバランスを 保ち降りる道は想像を絶し膝に来ます。私を含め多くの人がガイドさんに膝にゴムバ ンドでテーピングをしてもらい 膝の痛さと戦いながら延々と続くつづら折の道を下ります。ゆうに3時間以上下った と思います。やっと6合目に到着 ここからは昨日登ってきた道と同じ登山道をバスの発着する5合目へと向かいます。 一刻も早く5合目に戻りたい気持ちと ゴールが近づき、昨日から大変な思いをさせられたこの富士山の凄さに改めて 感心したりと色々な思いを巡らせながら 重い足を引きずり歩いていると、まもなく5合目が見えてきました。5合目に着くと リタイヤした方達が休憩所前で出迎えてくれました。 全員揃ったところでガイドさんを交えて登山最後の写真を撮り、無事皆が下山出来た ことを喜びながら2日間の富士登山を終えました。 残念ながら天候によりご来光は見ることが出来ませんでしたが、登頂の かなわなかった5名を含み、今回のツアー41名全員が 最終的に怪我も無く出発地の5合目に戻れて本当に良かったと思います。 今回の登山を終えて感じたことが幾つかあります。 それは、 @外人の登山者が想像以上に多かったこと。 A頂上付近は視界が悪く見えなかったのかもしれませんが 良く話しに聞くほどゴミも落ちてないし汚くは無かった。(世界遺産も間近か?) B高山病は比較的若い人に出ていたようだ。それは年配者より若い人の方が 酸素の必要量が多いからではないか? C富士登山は登山としての難易度はあまり高くないと思いますのでどなたでも 経験者同伴で(今回我々は専門ガイドがついた) 時間さえゆっくり掛ければ必ず登頂出来ると思いました。(私にも出来たのですか ら) 最後に 今回の船橋市部青年部さん企画の富士登山ツアーは又次回の開催もありそう だということなので、是非その際は 「今さら・・・」とか「自分には無理だ・・」とか言わず思い切って参加されてみ てはいかがでしょう。 |
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