と き 平成20年10月20日(月)

ところ ひたちなか市総合運動公園総合体育館

(茨城県ひたちなか市新光町49)

 

 

 

競技種目

 

第1部門クラシカルカット・イブニングスタイル

 

第2部門レディスカット・モードスタイル

 

第3部門ga

 

第4部門トレンディー・ショートスタイル

 

 

 

 

 

 

全理連教育部門・監

 


1.第1部門についてのQ&A

 

1-1.「イブニングスタイル」とはどのようなスタイルでしょうか?

A.夜会(パーティー)にふさわしい、格調高いスタイルです。第1部門は、第59回までの「世界大会競技種目」という枠をはずしてメンズスタイルとしての幅を広げた、よりファッション性と品格を備えた男らしい正装スタイルをつくるとともに、世界大会種目のテクニカルカテゴリーの感性をも併せ磨くことのできる種目となっています。

1-2.審査事項に「セッティングは従来のクラシカルスタイルではなく、フロント等に効果的なタッチや流れがあり、かつバック調であるかをみる」とありますが、フロント部分のバングも良いのでしょうか?

A.デザインの幅を広げ、男らしさを追及するうえで、フロントのデザインは自由です。従って、全体的にはバック調ですが、一部バングも可です。

1-3.シルエットの規定はありますか?

A.規定はありません。伝統的なクラシカルカットを活かした、モデルの顔に似合うシルエットをつくってください。

1-4.ヘアカラーリングはどのようなものがふさわしいでしょうか?

A.ネオンカラー以外の「男らしい印象を与えているヘアカラーリング」であればすべて可とします。

1-5.ネオンカラーとはどのような色ですか?

A.ネオンカラーの定義は、蛍光色のグリーンやレッド、イエロー、パープル等のように、実際に人毛の色として存在しない色のことです。実際に欧米ではさまざまな地色を持った人がいますので、地色として存在するブロンドやアッシュ系、レッド系の色は、ネオンカラーとは言いません。

1-6.競技時間は「カット、セット40分。但し、25分以内にセットに入ってはならない」と規定されていますが、25分過ぎてもカットしていて良いのですか?

A.25分まではセットができないだけで、25分を経過しても引き続きカットを行うことはできます。また、セットに入ったのちに再びカットすることも、ネックシェーブすることも自由です。

1-7.もみあげも競技中にカットするのですか?

A.カットしてください。但し、もみあげ最下部のラインをつくることは自由です。

1-8.後頭下部に横一文字のボカシが必要ですか?

A.必要です。後から見てU字状のボカシや、横一文字のボカシ以外に接合線、接合部が見えるような刈り上げ、低いエグるようなカットは、極端に評価が低くなります。

1-9.額の生え際は剃っても良いでしょうか?

A.事前は不可ですが、競技中ならば可です。

1-10.セットのとき、アイロンは使用できますか?

A.使用できます。

 

2.第2部門についてのQ&A

 

 

2-1.「モードスタイル」とはどのようなスタイルを言うのですか?

A.モードスタイルとはアップトゥーデイト(今日的)ではなく、現在の流行(トレンディー)でもない、「最先端」あるいは「少し先の流行」をイメージさせるスタイルです。

2-2.「新しさを感じさせるデザイン」とはどのようなデザインでしょうか?

A.時代は動いていますので、過去の作品ではなく新しい発想のカットデザインが望ましいです。

2-3.「少し先の流行をとらえた」とはどのような意味でしょうか?

A.これから流行していく予感を感じさせるということです。

2-4.古いデザインでは高い評価を受けないのでしょうか?

A.そのとおりです。

2-5.ヘアカラーリングについて「上品でクォリティーの高い」とありますが、どのようなことでしょうか?

A.ヘアカラーリングはカットデザインに合った、ダメージの少ない上品なカラーを施してください。

2-6.ネオンカラーの表現はどうですか?

A.ネオンカラーの表現でも、ヘアデザインの中において効果的で上質感を感じさせるカラーなら問題ありません。

2-7.大きなフォルムより、小さなフォルムの方が良いのですか?

A.いいえ、全く自由です。モデルとヘアデザインにおけるバランスが大事です。

 

 

3.第3部門についてのQ&A

 

 

3-1.バリエーションではないのですか?

A.バリエーションではありませんので、「風ga」の提案を十分に理解したヘアスタイルを表現してください。

3-2.モデルの規定に「ヘアは総体的にブラント状が確認できること」となっていますが、セニングやテーパーはどの程度までは良いのでしょうか?

A.第1部門や第2部門程度の自然な状態のテーパー具合は可とします。ただし、ストレングスカットされた毛束がつくられているような状態は減点の対象になります。

3-3.モデルの規定に「『風ga』が提案するサポートパーマアイロン、『風ga』カラーを施していること」とありますが、必ず施さなければならないのでしょうか? また、色味の規定はありますか?

A.必ず施してください。サポートパーマアイロンによるスパイシー表現(立ち上がり、方向性、毛先のタッチ)を効果的に施してください。風gaカラーは、風ゾーンは8〜10トーンの朱、gaゾーンは3〜6トーンの藍をイメージしたカラー表現です。風ゾーンにはハイライト・ローライトでスパイシー表現を施してください。

3-4.風ゾーンのストレングス表現とはどのような表現ですか?

A.風ゾーントップにカット率の高いセニング鋏を使用し、毛束の長さや質感の強弱をつけ、立体感や躍動感を表現します。

3-5.フロントのデザインは自由ですか?

A.自由です。モデルの毛流を活かした似合わせの範囲内で表現してください。

3-6.gaゾーンの刈り下げ表現とは、どの程度の長さの表現ですか?

A.長さは自由です。毛流や仕上がりイメージを考慮し、なじみ、おさまり、似合わせやフィット感を表現します。ヘアメニューの技術解説(写真)やDVDを参考にしてください。

3-7.風ゾーン・gaゾーンのニュアンス表現とはどのような表現ですか?

A.インサイドポインティングカット、クラックカット、フィーリングセニングカット技法を使い、空気感、なじみ、方向性を表現して似合わせをします。

3-8.基本的な毛の流れはどのような流れでしょうか?

A.クラウンは毛渦を中心に放射上に広がる流れとなります。トップは毛渦よりフロントポイントに向かいナチュラルなラインで左右に流します。サイド〜バックサイドは、頭角より前はフォワード方向に流し、頭角より後ろはバック方向に流します。

 


4.第4部門についてのQ&A

 

 

4-1.「これからの消費者に評価されるトレンディー・ショートスタイル」とありますが、どうとらえたら良いのでしょうか?

A.消費者に対し、時代性とファッション性を感じさせるショートスタイルです。

4-2.「切断面」をつくるとき、カット用具は自由ですか?

A.はい、自由です。但し、切断面はイレギュラーなタッチではなく、カット面の美しさを表現してください。

4-3.「切断面でつくる起毛状態」はどう考えれば良いのでしょうか?

A.角度に関係なく、頭皮から立毛で、なおかつ伏毛状態でないことです。

4-4.「切断面でつくる起毛状態の表現が50%以上」とありますが、100%でも良いのでしょうか?

A.効果的にモデルにマッチしていれば構いません。

4-5.事前処理をしても構いませんか? また、仕上がりの髪の長さに規定はありますか?

A.カット以外の事前処理は行っても構いません。なお、仕上がりの髪の長さは6p未満でスタイルを仕上げてください。

4-6.「ショートヘアを活かす効果的なカラーの美しさをみる」とありますが、「効果的なカラーの美しさ」とはどのようなカラーのことでしょうか?

A.上品で効果的に「清潔感、爽やかさ、軽さ」が表現されているカラーということです。

4-7.ライン、絵柄模様(バリアート)は入れても良いのでしょうか?

A.入れても構いません。

4-8.「用具は自由」となっていますが、クリッパーやアイロンは使っても良いのでしょうか?

A.用具はすべて使用自由です。

4-9.競技時間中に整髪料を付けたり、ドライヤー、アイロン等で根起こしをしてからカットすることは違反行為になりませんか?

A.違反行為ではありません。

 

 

5.各部門共通のQ&A

 

 

5-1.2、3カ月前に、他の大会で使用したモデルは使えないのですか?

A.すべての部門において、テーパーされている状態のモデルであれば当然、使えません。カットも競技であり、その技を競います。カットの重要性を認識してください。

5-2.各部門のモデル規定では、セニング鋏の使用は事前処理になるのですか? また、もともとセニング鋏処理の行われているモデルを帯同してきた場合の処置は?

A.すべての部門において、ブラントカットに近い状態であることがモデルの条件です。従って、セニング鋏の使用は事前処理となり、セニング鋏を使用したモデルを帯同した場合は減点になります(最高5点まで)。5点を超える減点と思われる場合は受け付けません。

5-3.各部門において競技に入る前にネック及びネープ部分を剃っておくことは、違反になるのですか?

A.ネック及びネープを剃ることも、ヘアカットの範疇に入ると解釈できます。従って、すべての部門で禁止されているカットによる事前処理に該当します。

5-4.当日朝の整髪料の使用は良いのですか?

A.事前処理とみなされるので使用できません。

5-5.選手とモデルは、それぞれの控室に入ったのちに連絡を取り合うことは一切できないのでしょうか?

A.緊急非常時に限り係員を通じて行うことはできますが、原則としてはできません。もし行った場合には、出場を停止させることになりますのでご注意ください。

5-6.メイクチェックについて教えてください。

A.モデル受け付け後、競技会場に入るまではモデル自身のみできます。競技時間中は選手でなければできません。

5-7.モデル審査における毛髪の濡らし方は、どの程度ですか?

A.始めに乾いた状態(濡らす前)で審査をし、その後、十分に濡らしての審査をします。従って、モデルの顔や衣装が濡れないように、シャンプークロス、タオルを十分に用意してモデルに持たせてください。

5-8.モデル審査終了後、モデル自身による拭き取り、ブラシ及びコームでとかすことはいかがですか?

A.特に差し支えありません。

5-9.各部門の競技でエクステンションを付けることはできるのでしょうか?

A.できません。エクステンションを付けることは、禁止事項の「ヘアアクセサリーをモデルにつけること」とみなされます。

5-10.第2部門、第3部門、第4部門では競技時間が「カット、スタイリング35分」とありますが、競技開始からドライヤーや整髪料を使用しても良いのですか?

A.はい、結構です。

5-11.カット時間中にドライヤー、整髪料を使用しても良いのですか?

A.第1部門ではカット時間中にドライヤー、整髪料を使用することは禁じます。それ以外の部門では自由です。

5-12.競技中にモデルに耳カバーをさせることはいかがですか?

A.競技中に選手がモデルに耳カバーをさせることは可とします。なお、耳カバーの取扱いについては、競技事項に規定されている「刈布・タオル等の取扱い」及び「競技完了の表示」と同様とします。

5-13.ダッカールピンを刈布及び技術者の「袖」または「ポケット」に入れた場合は、減点の対象となりますか?

A.減点対象とはなりません。選手の頭髪以外でしたら、別に構いません。作業衣に留めても差し支えありません。

5-14.時間経過をみるために、選手、モデルが時計を使用することは良いでしょうか?

A.選手、モデルが競技中に時計を使用することは禁止します。

5-15.モデルに器具を持たせたりする補助的行為をさせることはいかがでしょうか?

A.競技中にモデルが器具を選手に手渡したりすることは、競技の手助けをする行為となりますので禁止します。器具は必ず器具台に置いてください。

5-16.競技椅子の上げ下げをしても良いのでしょうか?

A.競技時間中に選手が行うなら構いません。

5-17.競技中にシザーズホルダー(またはシザーズベルト)を使用しても良いでしょうか?

A.鋏に限らず、その他の用具、整髪料等はすべて器具台に置くのが決まりになっていますので、シザーズホルダーの使用は禁止します。

5-18.カット時間中にパウダーやコットンを使用することは構いませんか?

A.構いません。

5-19.競技中に2p以上カットを行わない選手がいた場合、その選手に対してどのような処置をとるのですか?

A.アテンションカードが出されても全くカットしない選手の場合は失格です。指示された長さのカットを行わない選手の場合は、減点対象になります。

5-20.カットが終了し、セットに入る前に刈布をはずしても良いでしょうか?

A.カットが終了し、セットに入る前に刈毛を取り除くために刈布、タオルを一旦はずすのは構いませんが、刈布、タオルは競技中は必ず首回りから付けていなければ失格になります。

5-21.カット時間中にカットするときに留めていたダッカールピンを取らないで、そのままセット行為に入るのは違反になりませんか?

A.違反にはなりません。

5-22.ドライヤーの容量は何kWまでですか?

A.1kWまでとし、それ以上のものは使用できません。不審な器具は交換してもらう場合もあります。なお、大会の運営上、他の電気器具との併用は禁止します。

5-23.ドライヤーを、床にタオル等を敷いて置いても良いのでしょうか?

A.ドライヤーは必ず器具台、または競技椅子のドライヤーホルダーに置いてください。ただし、落としてしまった場合は、手を上げて意志表示をしてください(他の器具、整髪料等を落としてしまった場合も同様です)。

5-24.電源等にアクシデントが生じた場合は、どのように対処したら良いのでしょうか?

A.競技中の選手自身の器具の取扱い及びモデルの事故は選手の責任となります。電源のトラブルが生じた場合、すみやかに監視委員に申し付けてください。協議の結果、善処します。

5-25.フロンガス・LPG入りスプレーの使用はできますか?

A.できません。但し、ガス入りムースは使用しても構いません。

5-26.セットに入ってからネックシェーブをしても良いのですか?

A.構いません。

5-27.失格事項の中に「モデルに傷を与えた場合」とありますが、その傷はどの程度のことを言うのですか?

A.その傷の処置をしたのち、競技終了の時点で「血が止まらない程度の傷」とします。

5-28.競技完了の表示は、どのようにしたら良いのですか?

A.モデルから刈布、タオルを完全にとりはずし、一歩後方に退いて挙手をし、完了の表示を確実にしてください。表示が不完全な場合はタイムオーバーとみなされ、失格となります。

5-29.タイムオーバーをした選手に対する処置は?

A.失格です。